第1号〜第10号 第11号〜第20号 第21号〜第30号 第31号〜第40号 第41号〜第50号 第51号〜第60号 第61号〜第70号 第71号〜最終号
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★第21号
木曜日になって無事にギヤボックス、到着しました。 そこでいよいよ、これまで半裸状態で捨て置かれていたロボロボの再組み立てにチャレンジしようと思ったのですが。 ここで手強い敵が現れました。
彼の名はプレイステーション2。
ごめん、友人が持ってきて、そのままうちに置きっぱなしにされた。さっきまで『メタルギアソリッド2』やってたの。女子トイレに潜り込んで便器を覗き込んだりしてた。連絡橋のボロ板踏み抜いて落ちて死んだところまで行って、ようやっと電源を切る踏ん切りが付いた。要するに。
21号、全く手を付けてません! ということです。
まあまあ。言い訳をするようですが。今回の部品は、モーターがひとつ。まだ今号まででは、右腕モーターボックスの組み立てが完了しないんですね。だから来週まで待とうかなー、と。待とうかなー、と。待とうかなー、と。
ごめんなさいってば!(逆ギレ)
ま、冗談抜きで。 今号ではまだモーターボックスが完成しません。ケース半分に、ギヤをいくつか噛み合わせて、固定するでもなく放置です。 『むき出しの状態のまま作業を終えることになるので(中略)次号の作業まで大切に保管しておこう』。 うーん、さすがにデアゴも、2週続けて組み立て工程が無いのはマズいと思ったのだろうな、この強引な行程。 ここまで来たユーザーは、今回作っている部品が18−19号で作った左腕モーターと同じものを作っている、と理解できているだろう。となると、全てのパーツが揃ってから作業した方が保管しやすく、やりやすいということも理解できているはずだ。現に、江口がよく行くマイロボ仲間のブログやサイトは、先週から更新が止まっている。みんな、揃うのを待っているんだろう。それなのに、あえて開封を要求し、バラバラになりやすい状態で1週間おいておくことを勧めている。わざと危険な方のルートを提示しておいて、「地図に載ってる道を教えただけ。通るのは自己責任で」って感じだな。 これはマイロボという商品だけのことなのか。それとも過去にあったヨーロッパ城やタイタニックでも同じなのか。数号ぶんをまとめ置きすることを許さず、どんどん行程の説明に入る、このやり方は。ここで素直に「○号で、全てのパーツが揃うのでそれから組むことをお勧め」とでも言っておけば可愛気があるのに、先の予定を全く教えようとしないのは何故だ。各部品が揃おうが揃うまいが、今の時点まであるパーツの解説をするのは別に構わない、ページの都合もあるだろうしな。でもそれが「今号でやらなければならない行程」のように言うのはどうだ。 そのくせ、だいぶ後になってから20号の時のように、「保管しておくことをお勧め」とか言い出す。逆だ。順番、逆。
だんだん疑わしくなってきたな。 江口はもちろん、デアゴはマイロボ75号がどんなふうに刊行されていくか予定が立っているものと信じている。何号でどのパーツが付くか、予定が立っているものと信じている。 決まってないのか、もしかして。 知らないのか、もしかして。
そうかー。知らないんなら、教えようがないよなー。 何号でどのパーツがどんな風に組み立てられるか、知らないんだったらしょうがないよなー。なー。
大人げないな、江口も。
話は変わりますが、背景画像が変わりました。なんとなく。 200px×200pxの中に100台のロボットがいるはずです。でもほとんどが後ろに隠れていると思われます。 壁紙Makerで作りました。手軽で愉快にできるので、昔から愛用しています。
ではまた来週。
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★第22号
動かないよぅ。もうどうすりゃいいんだよぅ。 いきなり泣き言から入ってみました。 さーて、困りましたねえ。例の、煙噴いた基盤と、ギヤボックス。再組み立てしてみましたが。結果は同じ、目が黄色に光ってしまう。ちょっと自分を騙して「この色を世間では緑色と呼ぶんだ」と言い聞かせてみようかと思ったりもしましたが。はい、現実を見ます。 ま、明日電話してみます。スムーズに終わるといいなあ。
本体のことは忘れて、肝心の今号のパーツに行きましょう。 前々回から3号ぶん合わせて、右腕のモーターボックスが完成します。手順は左腕の時と同じだったので、特記すべき事もないでしょう。今回は反省をふまえて、モーターとプーリーシャフトの取り付け順を逆にし、簡単に取り付けることもできました。Rマークなのか⊂マークなのかも迷わずにすみました。
うわっ。マーク部分の拡大写真が載ってる!
デアゴも反省したのでしょうか、どっちのマークに合わせるかの、分かりやすい写真が載っています。 うちのサイトをよく見てくださっている方の情報によりますと、デアゴは複数の読者から同じ問題が発生しても、最終方針が決まらない限りは公式発表をしない、とな。 ということは、この『マーク見えないぞ問題』は「分かりやすい解説に書き換えろ!」との決定が下されたんですな。 19号で問題が発生し、22号で解決、改良情報を掲載。 本誌の編集作業は3週間で出来ることが判明。 じゃあ未だサポートセンターのフリーダイヤル番号が掲載されていないのは、デアゴの怠慢と見ていいんですね。
ちなみに、この所要時間が正しいのかどうか、過去の記憶を辿る。確か以前、12号あたりでバッテリーケースのステー取り付け、その解説写真が逆だったとか言う訂正記事が公式サイトに載っていたはずだ。その日付を確認しようとサイトを見ると、過去のニュースはもう見られなくなっていた。ああそうですか。
ところで疑問なのですが、読者サービスセンターの電話番号が載っている、そして何で書店向け注文受注センターの番号が載ってるんだろう。 本屋だって、各出版社の連絡先ぐらい、専用電話帳渡されているので分かります。そりゃ、分からない場合もあって、その時は発行誌の奥付などを見る場合がないわけではない。 けれどマイロボットって、透明シートでシュリンクされていて本誌の中を見ることは出来ない。売り物を勝手に開封するわけにもいかない。そもそも買い切りになった今、余分に店頭に本誌はない。考えられるのは、お客さんが本誌を持ち込んで何らかの注文をする場面。でもそうなったらさ、お客さんはその真下に載っている読者サービスセンターに電話した方が早くないか? ええ、書店用注文センターの番号載せる暇があったら、読者用フリーダイヤルの番号を早く載せろ。
組み立てに戻ります。 しかし、左腕用モーターボックスと、左右逆である以外は全く同じ作業をする右腕用モーターボックス。 だのに何故だろう、解説文が微妙に違うのは。
お気づきですか? グリースを塗るときに使用する綿棒のことは忘れられていますよ!
組み立てBの1。 『必要であれば細い筆を用意しよう』。 そして塗っているのは小筆。 徐々にシフトしていっている。 見てろ、いずれ、グリースを塗るときには『小筆で塗りなさい』って言い出すから。綿棒を使えという発言などまるでなかったみたいにな!
そしてデアゴはもう一つ、「あちゃー。手順の説明順序、間違って載せちゃったなー」と思っていることがあるはずだ。
グリース塗る順番、それ間違ってるだろ。
解説B−2でグリースを塗ったはずなのに、以降、ウォームギヤシャフトを取り付ける段階でグリースを塗っていないのは何故だ。 正直に言え。 モーターも全部付け終えてからグリース塗った方が、ドライブベルトやらを除けて塗りやすいと思ってるんだろう本当は。 そして実際、塗りやすかったよ江口は。その方が。 念のため確認してみた。19号の、左腕の時には、グリースを塗った状態でモーターを入れる手順に移っていた。あのときに気付いて、今回はその手順で自分たちはやったんだな。でもそのことは黙っている。過去の発言を否定するわけにはいかない、その事情は分かる。でも江口だけにこっそり言ってみるのはどうだ? こう見えても、口は堅いよ。
さて、新情報。 これまでのパーツが販売になりましたよ。詳しくはこちら。 ああ、まだ本誌にその件についての情報がないから、こっちに書いておくか。購入をお考えの方、下記窓口までお問い合わせ下さい。メモメモ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−
注文専用フリーダイヤル : 0120−4646−42 (受付時間 平日10:00〜18:00) 24時間受付フリーファックス : 0120−834−353
−−−−−−−−−−−−−−−−− 価格は¥800〜¥1300。基盤がやっぱり高いようだ。このへんの相場が分からないので、平均的価格なのかボられてるのかは判断付かない。ま、正規価格として。じゃあフルカラーの本誌が¥500程度とすれば、マイロボ1号¥1390はやっぱり妥当な価格と考えていいのか。考えたくないけどね。
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★サポートセンター問い合わせ編(第3回)
以前、『「この色を世間では緑色と呼ぶんだ」と言い聞かせてみようかと思ったりもした』ということを冗談のつもりで言っておりましたが。
その通りでした。
結論から申しますに、これまでの江口のマイロボには、何ら不調はございませんでした。 ええ、あの目が黄色に光っていた、これがデアゴ言うところの『緑色』であり、正常な状態だったんですよ!
あの、不愉快な思いをしながら電話問い合わせしたり、長々と部品の到着を待ったりしていたあの期間はなんだったんだ。 思い出せば出すほど、みぞおちの辺りがモヤモヤしてきます。なんだったんだ、本当に。
それでは今回の、サポートセンター問い合わせの一部始終です。どうぞー。
電話を掛けたのは、世間でお昼休みタイムと思われる正午。繋がりません。電話大混雑。繋がったのは1時間後でした(ずっと待ってたわけじゃないけどな)。そうして電話口に出たオペレーター。まあ普通。今日はスムーズに終わるかと、一安心。 まず、こちらの症状を説明します。そして以前にも同じ状態で、パーツ交換をしたことも伝えました。 オペレーターからも聞かれます。「電池はアルカリの、新品をお使いですか?」。はい、使ってます。
アルカリ電池を使わないとトラブルになる、というのは確定事項のようだ。そして聞くからには、もし違う電池を使っていた場合には「アルカリ電池をご利用下さい」と答えるのだろう。 これは、オペレーターから客に確認させても大丈夫な事のようだ。 技術担当ではなく、電話受付嬢に言わせても大丈夫な事。 電池の件だけじゃなく、ほかにもあるだろ、オペレーターに答えさせても問題ない項目ってのがさ。Lと⊂の件とかさ。 「たかがこれだけのことを答えるのに、電話保留で待たせてからになるのか」というのがどれだけストレスたまるか、分かってるんだろうか。それともデアゴ技術担当も、「そのくらいお前が答えろよ」って思ってるんだろうか。ま、そんな場合がゼロではないだろう。
さて、江口の症状を一通り聞いたオペレーター。その情報を持って、電話保留にしてどっかに聞きに行きました。 帰ってきたときの返事。
「その状態で、問題ありません」。
えーーーーーーー???
なんですって? もう一度言って。 これでいいんですか? じゃあ前回の、部品交換にまで至ったアレは何だったんですか??
オペレーターから説明されたこと。 イニシャライズ確認時に緑色LEDに点灯する、その『緑色』とは『黄緑色に近い色』であり、『黄色』の場合は『オレンジ色に近い色』となる。 なので(1)6号完成時に異常は無かった。(2)首がちゃんと動き、音にもタッチセンサーにも反応する。(3)『点滅』じゃなくて『点灯』状態。であれば、それが正常なんだと。
嘘ーーーーーーん!!!
ここでデアゴ言うところのLED色を見てみます。

黄色・緑・赤。‥‥そうだな、オレンジ色って存在していなかったな。
緑色。
黄色。
だから江口はね、緑色って、上図の色をイメージしてたわけよ。でも出てくるのは下図の色。それが心配で心配で、問い合わせしたらこの結果。 じゃあ1回目の電話でそう答えてくれよ! と思ったのですが。 1回目の時はもう、電話を受けたオペレーターがダメダメだった。きっと彼女には、どんな問い合わせをしても無駄だっただろう。デアゴのせいじゃない、あのオペレーター個人の問題だから、もう諦めた。逆にデアゴに同情します。
ともあれ、窓口レディにしつこく念押しする江口。「たぶん大丈夫です」って言われたので「『たぶん』じゃ困るんです!」ってまで言い返した。最終的に「それで大丈夫です」とまで言わせて、一件落着。よし、信じよう。
デアゴが大丈夫って言ったんだから大丈夫。そう信じて江口はこれからも製作を続けていきます。 いやほんと。これが直らなかったらどうしようって思ってた。これ以上どうすれば、とね。
追記。 「目が黄色に光ってるのに大丈夫って、なんだそりゃー」ということをお伝えしようと、目を黄色に光らせているマイロボを写真に撮ってみました。

‥‥‥‥緑色だー。 いやいやいや。これね、肉眼で見ると黄色に見えるんだよ。上↑の写真のまんまに。 よく通信販売のカタログなんかで、『写真によっては色調のちがう場合があります』なんてのがあるが、それを実感させて貰いました。これか。
ところで、なんで今頃になって目の色がどうこういう事態になったのか。 6号頭部完成時では、目の色のことなんか触れていなかったことが判明。 そういえば公式サイトのお助け掲示板でも、目の光り方がどうこういう質問がいっぱいあったな。
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★第23号
全国マイロボユーザーの皆様、こんばんは。製作は順調ですか? 今号のパーツは、いよいよ液晶パネルだそうです。パーツ写真を見ると、なんだか7色のコードが伸びてステキですよ。 しかも今号では『ボディケースに液晶ディスプレイを取り付ける』とあります。そう、これまでのように「眺めるだけ」「大切に保管」ではなくて、実際に取り付けが出来るんですね! なんてステキ! それでは作業にかかりましょう。
『液晶ディスプレイを取り付けるためには(中略)すべてのパーツを取り外す必要がある。』
いやです!!!!!!
うわー。完全な分解だよぅ。 分かってるよ、分かってる。これまでの組み立てをしないと、16号時の動作確認が出来なかった。わしらだって、黙々と組み立てるよりは、途中途中で実際に動かせた方が楽しい。分かってるけど、これまで組み立てたものをまたバラすなんて。
てゆうか、ここ1ヶ月ぐらい、さんざんやりまくってるんですが。
同じ作業を、ここ1ヶ月、何度も何度も繰り返してやっておりました。しかもつい最近、それが無駄な作業であったことも判明しました。 またやるんですか? やらなきゃ、仕方ないんですよねー。はぅ(溜息)。
しかし、あまりにも江口本人が面白くないので、あえて今週は組み立てをしていません。なんか、そのくらい抵抗してやらないことには気が収まらなかったから。 とはいえ、作業を何もしないとココに書くことがありません。 なので、せめて、今号の組み立て手順ぐらいは目を通します。
‥‥えーと、各パーツを全部はずすのね。台座と、頭と、おなかギヤボックス。
? 長方形ステー?
ボディの下部、テスト用スタンドの間にある、横方向に細いステーね。これも取り外しますか。
じゃあなんで付けさせた!?
この長方形ステーはなんのためにあった? これまでのテストに於いて必要であったか? これがないことで不調が発生するのか? 付けてなくても問題なかっただろう、なんで付けさせた? ここで外させる以上は、これから先、何らかのパーツを付ける際にこの長方形ステーが関係することがあるんだろう。それなら仕方ないが、じゃあなんで付けさせたかの疑問は残る。なんでだ、だから。
やっぱり、「とりあえず付録として発行したパーツは、すべて本体に組み付けておきたい」というデアゴ側の姿勢の表れなんでしょうか。腕のギヤボックスと一緒についてきたエンコーダーディスク、あれも遠回しに「付けておけ」って言ってるしな。付けさせておいて、あとで外させる。ちょっとしたイジメでしょうか。原始的な拷問として、土の山を移動させ、移動させたあとの土を元の場所に戻させる、というのを延々繰り返すというのがある、あれを思い出した。
話は違うのですが。 この液晶パネルは、いろんな情報を表示するそうですね。ユーザーが設定したメッセージを伝えたりとか。 でも基本形は、気温の表示らしいです。 日常生活に於いて、正しい気温を必要とする場面ってあるんでしょうか。 あと、やっぱり気温の表示があるからには、気温を感知するためのパーツがいずれ付いてくるんでしょうね。いらないと言っても付いてくる。いらないなあ。
ではまた次号。 次は組み立てるかも。かも。
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★第24号
こないだ、友人の家に遊びに行きました。ふと見ると、部屋に温度計があります。わざわざ買ったそうだ(100円ショップのだけど)。「何で買ったのか?」と聞くと「いや、部屋の温度とか、知りたくない?」って聞き返された。江口の先週の主張が翻されたので御報告。
というわけで、24号の組み立てに参ります。 先週サボったので、前半は23号の話題となりますが、お気になさらずに。ゴー。
まずは先週の作業を放棄させる決定打となった、これまでのパーツの全取り外し。 何がイヤって、このちまちました部品の数々を保管しなくてはいけないこと。ネジなんか、パッと見ただけじゃ大きさ分かんないからな。いや、今回はずす場所(3箇所)のネジは、それぞれ極端に大きさも違うし形も違う、区別しやすい形状ではあるのだから、たとえ一緒くたにしてしまっても後に分かるとは思われる。あとの問題は、「無くす」だな。江口の性格からして、これが一番危険性が高い。 というわけで、外したネジはまた本体に付けてやりました。

こんなカンジで。 奥までは止めず、ネジが外れない程度に。たぶん大丈夫。たぶんな。 で、外した大きなパーツ達はどこにいるかというと。

こんなカンジで。 江口ママンの言葉を借りるなら「"もっそ"みたい」ですな。 "もっそ"とは、「盛り上がった××」、又は「そびえたつ××」という意味で、明確な侮蔑語ですので、あまり他所で使わないようにしましょう。特にお嬢様方は。って江口もお嬢様だ。
話がそれましたが。 各パーツを外し、いよいよ液晶パネルの登場ですー。
ディスプレイ部分には、画面保護のシートが貼ってあります。江口のよく行くロボ仲間ブログで「勿体ないから剥がしていない」というのがありました。江口ももちろんそうしたかったのですが、あとから剥がしづらいので諦めて剥がす。 余談ですが。ここで解説のどこにも「シートを剥がせ」って書いてないじゃない、って話の展開に持っていこうと思っていた。 おそらく他の電化製品なら「このシートは商品保護のためのものです、ご使用の際は外して下さい」的な、ご親切案内があるはずだ。それがこの「間違えてたらやりなおそう」とまで言ってくれるほどに親切では負けてないデアゴが言っていないことに違和感を感じた。とりあえず他の家電マニュアルと比較しようと、同じ液晶ディスプレイを持つ携帯電話のマニュアルをひっぱりだして読んでみる。どこにもンなこと書いてなかった。ついでにこないだ買ったホットプレートのマニュアルも見る。「一緒に入っている発泡スチロールは商品保護のためです」なんてことはどこにもなかった。ここに来てやっと、江口の思い過ごしだと納得する。ロボロボ組み立て以外の所で大幅に時間を取られてしまうのが江口。
24号日記なのに23号のことばっかり言って申し訳ないが、あと1点だけ。組み立てBの5と6。これって同じことを言ってるよね。5で「固定しよう」、6で「固定したらできあがり」。いや、正確に言えば文の持つ目的が違うのだけれど、でも2回に分けて言う事じゃないじゃん、ってのは賛同願います。
長いマエフリになりました。今日の本題、24号です。 今号ではボタンを付けます。
しかし、電化製品というものに過剰な期待を抱いている者からすれば、こういう機械の裏側は時にガッカリする。特にスイッチ類は、なんて単純な作りであることか。 江口は過剰な期待を持っているので、ボタンひとつにしてもそれは得体の知れない技術の集大成であると信じている。その夢を最初に破られたのは、ビデオデッキのリモコンであった。 操作の多いリモコンって、ボタン部分の半分が蓋で覆われていて、その蓋を閉めているときと開けたとき、同じボタンでも操作結果が違うってのがあるじゃない。あれが、蓋の裏側に付けられた小さな突起が、蓋を閉めた状態では特殊ボタンを押した状態になっていて、開けたときにはそれを押していない、その作用でボタンの機能を切り替えていたのだとある時突然知った。 なんて単純な作りなんだろう、とガッカリしたのを思い出した。
ともあれ、今号はボタン付け。そして乳首のようなボタンパーツが3つ。乳首を押すと、その下にある操作ボタンボードの各ボタンが押される。なんて単純な作り。落胆しつつ、しかしこれがボタン業界の正しい形なのだ、落胆する自分の方がそりゃ間違っている。釈然としない。
まあ江口のこの発言、端から見れば「何言ってんねん」とツッコまれることは間違いないと思われる。乳首ボタンはそりゃちょぼい部品であるが、その真下にあるボタンボードは江口には及びも付かない技術の集大成なのだ。でもそれを作動させるボタンがこんなちょぼパーツを押す、その力で集大成ボードを押しているという「台無し」感。それまでの基盤やらLEDやらは「何か知らないけどすごいもの」だったのが、乳首ボタンは「仕組みを理解出来る」という単純さ。これが江口の夢をガラガラと崩しております。 電化製品に対するこれらの過剰な期待というのは、江口だけが持っている感覚で、そんな個人的な感覚に賛同してくれというほうが無理な話なので、ここはもう聞き流して下さい。ここまで書いていて聞き流せ、というのも乱暴な話だが。
なんか今週は本当に、どうでもいいことで行数を費やしているな。続き。 ボタンボードを嵌めて、ネジで固定します。
その前に組み立てAの3。 『ボタンを3個ともセットしたら、ディスプレーの各ケーブルを慎重に上に向けておこう』。
遅いわ。
ケーブル上に向けなきゃ、ボタン穴を確認出来ないしボタンを入れられないじゃん。そして写真ではとっくにケーブル上に向いてるじゃん。 遅いの。 遅いわ、あなた方。何もかもが。 そうやってね、勝手に一人だけ先に行ってるとね、彼女はあなたの背中を見て愛想尽かして、気が付いたら家に帰ってたりするんだよ。あなたがようやく気が付いて後ろを振り向いたときには、彼女は友達呼び出してどっか遊びに行っちゃった。なんかの経験談か。 ともかく。 毎度のことながら、説明がご丁寧。「ケーブルを上に向けよう」ってことだけに1項目作るもんだから、まるでそれが特別な手順のように思える。んなの、解説A−2あたりで「コードは慎重に取り扱おう」とでも書いておけば、こんなにひっかかることもなかったのに。毎度のことだけどね。そして毎度毎度ツッコむのも江口だけどね。これはあれか、デアゴと江口のささやかなふれあいなのだろうか。
いつまでも立ち止まってないで、次へ行きましょう。 ボタンボードをネジ止めです。
まーたネジが固いよぅ。
※これは何かと思われるでしょうが、これまで「ネジ山潰しそうだ」と言っていた江口が本当にネジ山潰した記念。
何度か付けたり外したり、付けたり外したりしたが、固い。 これはもう、ネジ穴がふさがっているんだろう、ということで、最後の手段。 そのへんのドライバー突っ込んで、ネジ穴広げることにしました。
奥さん、これがバリ取りですか? 人生初のバリ取りです。
って、これはバリ取りって言っていいのか。 江口のイメージではバリは、タイ焼きの皮のはみ出した部分。ぱりぱりでおいしいところ。あそこのことだと認識していたのだが。成型時に素材がはみ出した部分は全てバリと呼んでいいのか。
と、ここまで書いて気が付いた。 なに普通に、バリバリ言ってんだろう。 改めて聞こう。バリって何だ。 はっきり言う。江口は知らん!
そこで緊急アンケート。 世間の人はバリを知っているのか?
結果。 20歳女性・知らん 34歳女性・知らん 37歳男性・知ってる 43歳女性・知らん
こんな感じ。 ついでに言うと、エンコーダーでも同じ結果だった。
デアゴはこんなユーザーがいるということはご存じなんでしょうか。 それとも、プラモデルも作ったことの無いようなオンナコドモは出てくるなと言いたいのでしょうか。 作らせてよ。江口だって作りたいんだから。
さて、無事にネジ穴は広がりボードも固定できました(そして後になって気付いたが、両腕ギヤボックスがネジきちんと締まってないの、あれも穴広げればいいんだな)。 これでようやく、24号での作業は終了です。 では最後に、組み立て解説A−8の写真を見てみましょう。
ロボ本体が白くすすけています。
公式サイトでのお助け掲示板でもいくつかあった問題、本体の変色。多くのユーザーは不良品として、交換を要求しているようです。 しかしここの写真。明らかにココでも白く変色しています。 そして江口のも変色しています。 ですが江口は、これが変色とは気付きませんでした。こういう色だと思ってました。 いきなり熱湯に入れられた蛙は驚いて湯から飛び出すが、水を徐々に温められた蛙は気付かずに茹で死んでしまうのだとか。何の話か。 ともあれ、サンプルとして提供すべきデアゴ側も、本体は変色しています。これが通常なのだから諦めろと言うメッセージなんでしょうか。
で、ようやく24号の更新が終わります。今日の日付は8月19日。17日には25号が発売になり、世間ではブルートゥースがどうのこうのと言ってます。 そうか、今からハガキに貼り付けなきゃいけないんだな。
25号更新は、組み立ててから。まだ開封してもいません。 明日には出来るよう、がんばります。
追伸。負け犬カクテル(テールレスドッグのこと)にウォッカを倍量入れたら、キーボードがミスタッチまみれになります。
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★第25号
男友達が家に来たので、以前から言っていた、固くて締まらない両腕ギヤボックスのネジを留めて貰うよう頼んでみました。 ネジはかなり締めたが、やっぱりなんか蓋が浮く。ひょっとしたら中の部品が綺麗に嵌ってないのではないか、ということで友人、蓋を開けてみる。 プーリー付きギヤシャフトが取れたー。 そしてそれを付け直すのに四苦八苦。
友人曰く。 「この解説文が分かりにくい!」 「なんだ、このショボい部品は!」 「この部品、なんで固定されてないんだ!」
オトコノコって、こんなメカメカの組み立てなんかが大好きだと思っていましたが、このギヤボックスひとつ組み立て直した彼は「もう十分堪能した。2度とやらん」と言って、それ以来見向きもしてくれません。 週刊マイロボットは、孤独な戦いです。
それでは遅くなりましたが、25号の開封です。 今号では胸にスピーカーを付けます。 まず最初に、部品の確認を‥‥。なんだかネジがたくさんありますね。2×6mmが10本、3×8mmが2本。そして横の解説文。
『今号で使用するのは、小さい方のネジ2本だけだ』
え? 誤植??
今号で使用するのは、小さい方のネジ?? でも待って。ネジは2種類あるよね。部品の写真を見て。小さい方が保管って書いてあるわ。
とまあ、本気で誤植と思いました。たまたま本誌の開封時にパソコンを立ち上げていたので、公式サイトに行って訂正記事が載ってないかと見てしまいました。なにも載っていません。納得いかないまま、とりあえず本誌の解説を読み進みます。 そして『ヒントとコツ』まで行ってようやく合点がいった。 今号の作業が終了時点で、2×6mmネジの残りは8本だと。誤植じゃなかった、やれやれですね。 誤植ではないが、解説不足には変わりない。3×8mmネジの方にも『(保管)』と書くべきだろう。というか、書き忘れているだろう。
しかし情報をいちはやく提供出来るのがインターネットのいいところ。きっとどこかに、訂正記事が載ってるんじゃないかなあと公式サイトを見てみる。
8月23日午前4時現在。載ってません。 明朝、26号を買うから、そっちの本誌がどう出るか、楽しみである。 ついでに気付いたので言っておくが、公式サイトはどんどん更新頻度が下がってきている。これはどんなサイトでもあることだが、立ち上げた当初は反響も大きく製作サイドも張り切っている。けれど時間が経つにつれ、そんなテンションは維持出来なくなってくる。 相互リンクって、増えてないけど本当に申請されてないのかなあ。あと、リンクページ更新案内すら無くなったのにも驚いた。 やる気無いだろ。
そんなやる気萎え萎えのデアゴは放っておいて、我らは我らの道を行きましょう。 胸にスピーカーをつけます。 なんだかスピーカーの裏面が、電話のダイヤルみたいに見えました。平成ベビー達には何のことか分からないでしょうが。
でさ、このスピーカー用ステー、真ん中の突起部分、これでスピーカー押さえて大丈夫なのか、割れたりしないのかと不安になりました。大丈夫よね。大丈夫よね? まあ向きもあっている、こうやって付けろという指示があるのだから、この付け方でそりゃ100%間違っちゃいない。というわけでネジを付け、スピーカーが動かなくなったのを確認。本日の作業は終了でございます。
後日談。 公式おたすけ掲示板や2ちゃんねるなどを覗く江口。 そこで気になる情報が。
『液晶ディスプレイ用ステーは、上下が逆だよ』。
そーなん???
解説の通りにしていると、後に首を付け直したときにステーが邪魔になって動かなくなるらしい。 いまだそれについては論議が続いているようであるが、まだそこの作業手順にまで行ってないし、デアゴからも何も言ってこないので、江口はとりあえずその件は無視する。実際に首を付ける段階になってから考える。 まあしかし、噂が事実だとすると、解説を100%信じちゃいけないってことになるんだな。 疑ってばかりの人生。 それはそれでいやだ。江口はデアゴを信じよう。
ここにささやかな信頼関係が生まれました。
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