ロボロボ

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★第1号(2/21発売)

 創刊は火曜日ですが、なにせ江口は香川人。東京ってとこから海を渡ってくる荷物は、そりゃ届くのも遅くなろうもん。
 と、世間の人より24時間のおあずけを食って、江口はついに創刊号を手にしましたヨー。
 早速購入。ドキドキしながら開封。あくまでコレは『週刊誌』である、ということに敬意を払い、まず雑誌のほうから目を通す。面白い記事がないじゃんとか思ったが、それは単に江口の興味の問題なんだと納得することにする。
 では、いよいよパーツを組み立てましょう。

 ‥‥‥‥。

 開かへん。

 ほら、パーツって、ペット素材で梱包されてるじゃん。それが開けられへん。なんで? 江口、なんかおかしな開け方しようとしてる? 本当はスキマがあって、そこに指を入れればスルリと開いたりするの?
 などと悩んでいても仕方がないので、いつまでも悪戦苦闘するぐらいなら文明の利器に頼ります。ハサミ。


 めろめろ。

 まさかこんな段階でつまづくとは。
 気を取り直して、組み立て。そのまえにパーツが全部揃っているか確認です。普段の江口なら、こんなに確かめたりしません。家電を買ったときですら、全部揃っているかどうかなんて見たことない。あっちの方が高価なのにさ。ともあれ、ちゃんと揃っていたようです、組み立てましょう。

 あ。ドライバーが無いや。
 いや、あるんですが。

 上が江口の、本来持っているドライバーセット。だって本棚もパソコンデスクもコレで組み立てたんだもん。電子レンジ台もテレビ台も組み立てたさ。江口家の家具の全てはこの子が組み立ててくれて、この子が全部やってくれる、この子は出来る子だから、って思ってたんだもん。ああダメだったよ。ロボロボは精密機械。精密機械用のドライバーじゃないとダメだってさ。生意気に。というわけで、下のケース入りが、100円均一の店で急遽購入したもの。これの購入の手間があったので、創刊号を買ってから組み立てまで1週間開いた。
 ちなみに参考までに。

 ロボロボに使用されるネジ(上)と、江口家に昔からあったドライバー(右)と、新参者(左)。

 さあ、ドライバーも買ったので、今度こそ本当に組み立てを始めましょう。
 今号のパーツは、頭部の前半分、そこに目玉カバーを裏側からはめて、ネジで3カ所止める。あとは左耳になる部品に、これも2カ所ネジ止め。
 2分で終了。
 準備に1週間、組み立てに2分。
 これが江口。

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★第2号(3/7発売)

 ロボロボ組み立てに置いてもっとも注意すべきなのは、やはり埃などの侵入であろう。精密機械、そもそも一般家庭で組み立てようなんてことのほうが無謀なのかもしれない。いやさ、実はそんなに精密な機械じゃないからネコの毛なんか入っても大丈夫かもしれない。冗談はさておき、しかし解説ページには、埃や静電気に対する注意事項が書かれていなかった。だが、書いてないからと言って無頓着でいていいものではないはずだ。何が言いたいのかというと、江口は先週からずっと、ロボロボパーツを最初のめろめろ梱包材に入れたまま置いているが、これは埃から守るために仕方のないことなのだとご理解願いたい。
 今号の梱包は簡単に開けられました。ドライバーもあるので、すぐに組み立てにかかりましょう。今号は後頭部にマイクを付け、バッテリー(電池)ケースを設置します。マイクは簡単に付きましたが‥‥。

 えーと、電池ケース、これでいいんでしょうか。固定されてないんですが。逆さにすると落ちます。

 逆さにして落ちた図。

 まあいいや、気にせず次の号を待とう。
 それより2号は、電池ケースより何より腹立たしいことが。

 なんで3号の為のネジ4本が今入ってるー!
 次の号に入れてくれよ。そりゃこっちだっていい大人だから無くしたりしないけどさ。それにしたって毎日がハラハラだよ。

 さて余談ですが。江口はこのロボロボを製作するに当たって、何よりも心配なことがあります。
 それは江口が、ネジ締めが下手なこと。
 ナナメになっていくんですよね、ネジが。あと、変に力入れすぎて、ネジ山つぶす。今回までに7カ所のネジ締めをしましたが、ちゃんと締められているのか不安です。頭部の内部なんで、横から見てまっすぐになってる、って確認ができないもんな。
 ただでさえ江口、麦茶ポットのネジ式の栓をまっすぐに入れられなくて、さあ茶を注ごうと傾けてダバダバこぼすこと数回。
 ちょっぴりネジ恐怖症。明日が来たら忘れていると思うが。

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★第3号(3/14発売)

 さっそく訂正から入ります。前回のネジ4つ、あれ6号のだった。

 さあ今回は、前号までの2分で終わるような作業じゃ済みませんよ。細かいパーツがたくさん。注意事項もたくさん。今号の完成までに江口がかかった時間は2日と30分。2日というのは取りかかるまでの時間。江口だって忙しいんだよ。
 今号のパーツは、歯車が3セット、モーター、それらの設置ケース。誰にとっても分かりやすい、いかにもな機械部品なのでなんともワクワクです。サイズはちっちゃく、しかも部品が固定されていないので、たいへん慎重な取り扱いを要求されます。現に触っている最中に歯車の一つを落として冷や汗が出ました。何せ落とした場所がこたつ布団の上。布地の皺や縫い目の間に入り込んでしまう小ささなんだから、あんな小さい部品のせいで寿命が1年縮まった気になった。まあ、そんな所で作業するなってことかもしれない。
 では、ギヤシャフトを取り付けましょう。3本あります、それぞれ区別しやすい名前で呼ぶことにします。Aはウォームギヤシャフト、Bはオプチカルエンコーダーギヤシャフト、Cは頭部駆動用ギヤシャフトと呼ぶことにします。

 舌噛むわーー!!!!

 その後の説明も、全部この名称で呼びやがんの。いいじゃん、AギヤBギヤで。なんでまたこんな呼び名なんだ。それとも原文ではそっちのほうがいいのか。えーと、コレってどこの国だっけ、イタリアか。でもやっぱりこういう国際的な研究は英語なのか。どっちにしても日本人の江口には理解できない置換であった。

 話がどんどん横道にそれて申し訳ないのだが、ここの説明文を読みながら、ああ、このマガジンは海外翻訳書なんだなあと改めて思った。
 繰り返すが、さっきの説明。

『写真でAと表示されているものはウォームギヤシャフト、Bはオプチカルエンコーダーギヤシャフトと呼ぶことにし、Cは頭部駆動用ギヤシャフトと呼ぶことにする。』

 これ、日本語の文法じゃないだろう。「Aは○○、Bは○○、Cは○○と呼ぶことにする」というほうが自然な文章のはずだ。A・Bと、Cが全く種類の違うものならまだしも、どれも似たような歯車なんだし。
 たしか英語でこういう文章を書くときは、"−−A,−−B,and−−C."って、最後の項目だけ付け足しみたいに書くんじゃなかったっけ。それをまんま翻訳したのなら、納得いくのですよ。
 しかし、だからといって英語(と決めつけてますが)のニュアンスをそのまんま日本人に向けて発信しなくてもいいではないか、と江口は強く主張します。
 命令形が多いです、この本。

 閑話休題。
 金曜日の夜になってようやく時間が取れたので、『たけしの誰でもピカソ』なぞを見ながら呑気に製作にかかろうとしておりました。
 箱状のパーツに歯車を付け、ベルトを通してモーターを付け、もう1個歯車を付ける。取り付けの際には、歯車同士が噛み合うように注意して。ううん大丈夫、放っておいても勝手に噛み合わさってくれる。順調順調、今日も2分で終わるのかなぁと思いきや。
 3本目の歯車。
 こいつがクセモノだった。

 2つめの歯車軸の先には円盤がついていて、その円盤にある印が箱と水平になるようにしなければならない、ここまでは良かった。
 3つめの歯車軸の先には楕円長方形の部品がついていて、それに付いてある印が先ほどの円盤の印と水平に並んでなければならない。

 ムキー。

 填めても填めても填めても填めても。

 この印からズレて入ってしまう。

 ココのところね。

 すでに2本、歯車が入っているところに歯車をいれるんだから、中で動かせずに、填め込む最初の段階で位置を決めての一発勝負。しかし軸に通してある歯車は固定されていないもんだから、その勝負が負けっぱなし。『誰ピカ』は江口の大好きなお笑い居酒屋。今日はこれを見たいが為にスポーツクラブも早めに切り上げて帰ってきたというほど好きな企画。それなのに、歯車に格闘したために次長課長のネタにクスリとも出来ずに。
 印からずれたらどうなるんだろう。1箇所でも間違えたら10万円がパァになる、そんな恐怖がよぎります。そして説明の命令形が江口をますます怯えさせます。
 悪戦苦闘25分。
 やっと出来た。コツはない。出来るまでやる。
 厳密に言うと水平にはなってない。わずかにズレてる。このわずかなズレは後々影響するんでしょうか。

 歯車が出来たら中にグリースを塗ります。その後は蓋。蓋にも別部品を付けます。終わったら、本体にネジ止め。
 この作業は簡単。緊張はいりません。テレビではオリエンタルラジオがネタに入りました。面白かったです。さっきまでは全く笑えなかったお笑い居酒屋、今の江口は大爆笑。


くだらない話ですが、こう持った時に手の中にすっぽり収まる、それがなんか好き。

 4箇所しっかりネジ止めをして、本日の作業は終了です。
 さっきあんなに苦労した歯車も見えなくなりました。
 本当にアレでよかったんでしょうか。
 もしダメなら、またこの蓋を外してやり直さなければならないんでしょうか。そんな先に進んだ状態で戻ってやり直しなんて出来るんでしょうか。
 ではまた来週。

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★第4号(3/20発売・祝日のため月曜に繰上)

 至る所に書いてますが、ここは『江口梨奈のすてきページ』のいちコンテンツであり、当然他にもいろいろコンテンツがあるので、そっちを更新している間はこっちの更新が止まってしまうのも仕方ないこととご容赦願いたく。で、今週は『西遊記』最終回と、遍路巡礼再開とあったので、それぞれ『おくさま道』、『えぐちず2』の更新を済ませてから、こっちに取りかかろうと思っていたのですが。手間のかからないものから先に片付けていく、これも要領ってヤツですよ。
 というわけで、今日(3/24)中になんとか『ロボロボ』だけは更新させておこうと、急遽今号を組み立てました。あんまり愛情のない接し方をしてしまったと思います。申し訳ない。

 えー。今号は左目と右耳。これが早口言葉なら右耳右耳右目。すんません、意味のない話です。
 1号の前頭部にくっつけるので、「ああ、組み立ててるよ」という実感が得られます。やはり一体にならないと。
 ちっちゃいマイクを、LED付ボードにはめこみます。「力を入れすぎないように」という注意事項を見落として、思いっきり力を入れてしまいました。あぶないあぶない。
 今号で気を遣ったのは、このボードを顔にはめこむとき。上下2ヶ所にツメがあって、そこに噛ませる、噛ませるためには顔本体に力を込めて曲げる。それがもう割ってしまいそうで割ってしまいそうで。かといって顔を曲げずにボードのほうに無茶をさすと、今度はボードを割ってしまいそうで。やっかいなヤツだ。

 しかし分かってはいるのだが、目にマイクというのが違和感がある。
 だって目だよ。目は画像を取り込むべきじゃないのか。わざわざ瞳部分にマイクを仕込む、単に音声追跡システムが必要なだけなら、ほっぺたにでも穴開けりゃいいじゃん。てゆうか耳あるのに、そこにマイクじゃダメなのか。分かってる分かってる、そういう設計なんだって分かってる、けど、人型ロボットなんだから。人のパーツ持ってんだから。画像は目で。音声は耳で。匂いは鼻で。鼻無いけど。それ言っちゃぁ、口もない。人間の顔にあるものを2つも無くした時点でもう人型じゃなかった。自己完結。

 今日はこの後、右耳を作る。作り方は1号の時の左耳と同じ。2ヶ所ネジ止め。
 そして後頭部、バッテリーケースのカバーを付ける。でもこのカバーは仮カバー。一時的に使用するもの。

 なんでそんなもん用意するか。

 分かってるよ、分かってる。何度も言うが江口だって分かってる。全部完成するまで動かないのと、ちょっとずつ作っては動かせるのとでは、動かせた方が、そりゃ楽しいしやりがいもある。分かってるんだけど、最終的にいらないと明言されているパーツがあるってことが納得いかない。なにがイヤって、勿体ない。江口のお金も、このパーツにかけられた開発費と材料費と。年寄りみたいな発言をしてしまいましたが。

 なんだかんだで、できあがり。

 さて、今号の解説には、付け足しがあります。
 今後、あると便利な道具。
 サンドペーパー、接着剤、小型のラジオペンチ、エトセトラ。ちっくしょう、いろいろ要求されてるなあ。まあ覚悟はしていたけど。
 解説の写真では、それらは立派な工具箱に整理され、収められています。そして世間のマイロボ製作者達は、マイロボ専用の作業台や道具入れを用意しているそうです。
 江口の場合。

 部屋の隅っこに転がしています。作業台はこたつの上。この後、どんな道具が増えようと、これは変わらない気がします。変えろ。

 さて、道具が増えて行くにつれて、江口にはとても不安なことがある。どこで確認したのか忘れたが、このロボロボを組み立てる際に、江口には未経験の道具と技術が出てくるのだと。

 ハンダ付け。

 ハンダ付けって何ですか? てゆうか世間の乙女で、ハンダ付けの経験があるのはどのくらいだ? そもそも一般人がハンダ付けを体験するのはいつだ? せいぜい、学校の技術の時間だろうよ。江口の時代は、男女で技術家庭科の授業が別れていたから、江口はやったことないんだよ。
 今回の、便利な道具の解説の中には出てこなかったが、でもいつか必要になるのかハンダ。ハンダゴテとかどこにあるんだよ。
 と憂えていたら友人に、「いまどき100円ショップで売ってる」ってあっさり言われた。あ、そんなモンなんだ。

 で、もう一つ重箱の隅をつつくような真似をしてしまいますが。この、便利な道具解説の中の文章に。
 『こうした道具は(中略)ない場合でもお店で簡単に見つけることができる。』

 初めて見たかもしれない、敬語表現。
 『お店』って言葉が浮いてるよ!

 ではまた来週。

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★第5号(3/28発売)

 『タモリ倶楽部』という番組をご存じでしょうか? あの番組はオープニングとエンディングで、美醜老若いろんなおしりがプリプリ揺られる映像が出てきます。しかしいつの頃からか、そこにCGおしりが混ざるようになりました。そしてしみじみ思います。コンピューターグラフィックの技術は格段に進歩したはずだ、なのに現代の技術をもってしても、おしりのプリン感は現物に全く及ばない。
 何故だ!
 人造物が自然物に追いつくには、あと何がいる? おしりのプリン感に足りないものは? アンドロイドはどうすれば人間になれるのか? あの2足歩行がいつまでたってもロボットの動きなのは、何が足りないからなのか!?
 というのをしみじみ感じる今週号。記事の特集は2足歩行ロボット。アシモとキュリオがいました。キュリオなんか、アルゴリズム体操までできるのに、ロボット。

 では今週の組み立てに参りましょう。
 先週作った左目、あれと同じものを作ります。今度は右目。まあ填めるだけ、簡単。
 そして今度は、3号で作ったモーターを頭にセットします。どんどんこれまでの成果が一体化していく様が、頂上の見えた山歩きのような感です。さあモーターを付けて、ネジを止めて‥‥。

 コードが邪魔。

 左右の目、モーター、それぞれからコードが伸びてるんですね。しかも収納時に巻いてあったもんだから、巻癖ついて言うこときいてくれなくなってるコードが。これがけっこう邪魔。「あっち行けー」と言いながら作業続行。
 そして完成。

 たぶん皆おなじことを考えただろうと思われるが。
 「マイロボに毛が生えた!」

 はい、続き。
 今回もなんとかスムーズにできました。
 心配していたこともあったのですが。
 ココ。

 お気づきですね。3号で大苦戦した、箱状の容器と水平にしなくちゃいけないとかナントカのあそこ。
 あそこが水平でなければ、今号のモーターステーはうまく噛み合わなかったことでしょう。それが無事に穴に入り、モーターも収まりました。アレで良かったんだ。良かったと言ってくれ。ここまで留めちゃったら、引き返せないよ江口は。

 次号でいよいよ、頭部が完成です。実際動かせるらしい。
 電池買っとかないとな。

 追伸。先日、ディアゴスティーニに相互リンク申請をし、それが受理されました。というわけでリンクページに掲載されたのですが。
 おいおい、直リンは止めてくれよ。だからここは『江口梨奈のすてきページ』のいちコンテンツなんだってばさ。あと、イラスト付き解説って紹介文にあった。イラストなんか載せた覚えはない。
 と言うことを含め、修正依頼を出したら「閲覧者の利便性を考え、直リンにした。トップにリンクを希望なら、相互リンクはできない」って返事が来た。
 じゃあいいよ、直リンでいいからさ、という旨、返信して現在に至る。結果は後日。ではでは。

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★第6号(4/4発売)<

 小型ヒューマノイド「ロボサピエン」はカッチョイイと思います。何より、生みの親、マーク・ティルディン氏がナイスガイです。なんでしょう、この写真。アメリカ人ってみんなこうなんでしょうか。 テキーラとか好きですか? ロボサピエン1stもウォッカでおつきあいしながら、あなたのことを「親父(おや)っさん」って呼んでいるのでしょうか。そして身長が25センチ伸びた、イギリス紳士の様なロボサピ2ndは紅茶党で、あなたのことは「マスター」と呼ぶのでしょうか。それにしても1stと2nd、きっと並べてみれば『ツインズ』みたいになるんでしょうね。
 と、くだらない想像を膨らましておりますコンバンハ。だって今号、組み立て解説ページが多いんだもん。作業自体はたいしたことは無いんだが、これまでのパーツを組み合わせる必要があり、それらが数が多くて結果ページも増えている。現実逃避のように、他の記事に逃げてます。セグウェイいいなあ。

 さあ、遊んでいないで組み立てましょう。今号でいよいよ、頭が動かせるようになります。頑張りましょう。

 まず、パーツの確認をします。梱包を解きましょう。

 パーツの入っているケースの充て紙に、段ボールが5枚ぐらい使われていました。あまりにキレイな形であったので、何かに使えないかと一瞬考えてしまいました。
 些細なことであるが、クッション材にいろいろ苦労してるんだなあ、そしてうまいこと考えるなあと感心している江口がいます。

 コネクターがびっちり並んでいるボードが、本日のメインです。前回までに組み立てた中の、にょろにょろ伸びまくっているケーブルを、今日はここに繋いでいきます。
 指が攣りそうです。

 とにかく、ケーブルもコネクターもちっちゃい上に混み合ってるんだわ。差し込むのだって、そんなにスムーズじゃない。差し込むために押して力を加える場所、それがケーブル側のコネクターの、わずかな部分。「先の細いラジオペンチがあるとより作業がしやすいだろう」って言われた。そんなの使うと挟み壊しそうだ。
 どちらにせよそんなものは持っていないので、頑張って指で作業する。うっかりするとかなり力が入ってしまう。ダメだ、もっと優しく。
 実は江口、ケーブル側のコネクターって、ボード側に根本まで入るもんだと思ってめためた押し込んでいた。違うのな、サイドの凹凸部分が噛み合ったら、それで十分だったんだね。ここに気付くまでかなり体力を消耗した。解説文はちゃんと読もう。

 左右の目と、モーターから出ているケーブルを繋ぎ、そのボードを前頭部にネジ止めします。
 しばし悩む。
 コネクターを全部繋いでから固定した方が、作業がやりやすいんじゃないか? このあと、左右の耳と、電池ボックスのケーブルも繋がなくてはいけない、それなのに固定してしまっては、作業がやりにくくはならないか?
 悩みながら、とりあえず、固定せずにタッチセンサーの取り付けに進む。しかしタッチセンサー、こんな板きれがそんなすごい機能を持っているのか。ただの合板の切れ端にしか見えないのに、実は江口の知らない未来の素材でこの小さなパーツは作られているんだろうなあ。
 最先端科学へのロマンに酔いつつ、パネルのケーブルをボードに繋ぐ。うん、やっぱりこっちのほうが作業がやりやすい。
 ということもなかった。どっちにしてもやりにくいのは同じ。小ささが全ての元凶。

 なので、ここは解説に素直に従って、先にボードを固定。それから左右の耳を付け、後頭部と合体させる。

 えーと。今回では、この左右の目と後頭部、計3ヶ所のマイク部分にあるケーブルは繋げないんだね。ということは、ここまで組み立てて、またバラすのか。そんなに簡単に開け閉めしていいのか。いいんだな。じゃあ江口は、なんとかそれまでネジ山は潰さないようにがんばるよ。

 ところで江口は何を期待していたのか知らないが、ロボットの頭の中に空間が多いことにガッカリしている。下半分はモーター、上半分は電池ケース。前頭葉が空っぽなんだよこの子。そりゃまあ、行き場のないケーブルがそこにたむろしていたりするけれど。何か代わりに入れておいてもいいものかしら。5円玉とか入るかもしれない。おまもりに。

 さあ、テスト用スタンドに固定して、いよいよ完成です。

 動作テストをしましょう。
 電池を入れ、15秒ほど待ってから、頭頂部に触れる。
 ここで注意。「カバーを閉じるときに、決して頭頂部に触れないようにしなければならない」。だから止めてくれよ、そのアメリカナイズな脅迫は。

 電池を入れます。15秒待ちます。ドキドキします。頭頂部に触れます。

 ‥‥‥‥。

 

 動いたーーー!!!

 やー。これはさすがに、感動するね。ここまでの製作過程にミスは無かったんだ。この子はちゃんと動くんだ。本当に首を上下に動かすんだ。かすかなモーター音も聞こえる。この子はロボだ。ロボロボだ!! 

 ちゃんと動いた証明として、写真を撮りました。
 ボケていて申し訳ない。だってタイミングが合わないんだもん。10枚ぐらい撮ったけど、全部ダメだった。あんまり長時間ぴかぴかするもんじゃないからな。なんとか工夫しようと、片手でカメラを構え、片手でその辺にあった適当に長いものを持ってそれで頭を押さえてみたが、それだと反応しないの。ただ頭頂部に影を作るだけじゃ反応してくれないみたいだ。ということは、人間の掌が持つ重さとか、もしくは体温とかも合わせて反応させているのだろうか。そんなに高機能を持っているとはとうてい思えないが、とにかく、テレビのリモコンを上に持っていっただけじゃピクリともしないのは事実。

 6号まで完成し、スタンドまで用意されたので、もうめろめろ梱包材から出してあげることにしました。今日からキミは立派なオブジェです。お部屋の箪笥の上に飾ってあげることにしました。


ロボット仲間達と。

 胴体ができるのはいつの頃でしょう。次号は、またちょぼそうなパーツです。あまりのちょぼさに、床に投げつけたくなりそうですが、そんなときはロボロボの頭を撫でて癒されてしまいましょう。きっとこれがディアゴの戦略です。

 報告。ディアゴスティーニ相互リンクがまた受理されました。おかげで来訪者どっとこむ。

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★第7号(4/11発売)

 4月13日現在、風邪ひきました。ここの更新を待っている読者諸氏には申し訳ないが、江口は我が身が可愛いので早く寝ます。

 お久しぶりです江口です。今日はもう15日です。2日も寝込んでいたワケじゃありません、1日は完全にサボっていました。『ゲームセンターCX』のDVDを見ていたら止まらなくなりました。ファミコンがやりたいです。ふぁみ魂家郎なら持ってるんですが、ソフトがロクなのありません。任天堂レヴォリューション(仮名)がかなり本気で欲しいと思います。えーと、ここはロボロボ、いいかげん本題に戻ります。

 今号の記事に、とってもステキな情報がありました。
 人工知能の最も新しい進歩のひとつ、『チャットロボット』。
 まァ、AIはここまで進化したのね。まるで人間と話しているかのような会話が可能と。CGで顔の表情まで用意されているから、そこにあるのはコンピュータープログラムではなくて一個の人格だ! 2004年のローブナー賞選考の審査員達は、チャットの相手がロボットなのか人間なのか分からなくなってきたとまで言ってるわ。すごいステキー。日本語では遊べないのかしら? こんな時の強い味方googleで調べてみましょう。

 ‥‥チャットロボットはつまりシーマンの会話システムのことだと知った。昔にさんざん遊んだな。楽しかったな。楽しかったよ。

 気が済んだので、ロボロボの組み立てに移ります。
 本日のパーツは、前回の予告から十分予想していた、ものすごくチャチなパーツ。予想通り。期待をまったく裏切らない。全く、ステキだよディアゴスティーニ。

 箱形のパーツに、歯車に、輪ゴムみたいなベルト。滑車部分にベルトをとおして(でも固定するワケじゃない)、歯車を箱の中にしまう。10秒で作業終わり。あまりに簡単すぎて、なんか間違ってやしないかと逆にハラハラする。いままでないぐらい、解説ページと手元の完成品と見比べる。

 そして気が付いてしまいました。

 おわかりですか?
 並ぶ歯車の間に、おそらく中に走っているだろう心棒の一部(銀色)が見えているんです。見えているというか、飛び出している。解説の写真ではこんな隙間は見えていない。
 ただの隙間、歯車を動かしてしまえばいいのかと思って、組み立てたパーツをまた外し、直そうと試みたが、まったく動かず。この隙間は隙間のまま残ってしまってます。かといって、箱パーツにはこの形でちゃんと収まる。歯車パーツとしてこの長さに問題はない。しかし。ああしかし。この1ミリにも満たない隙間は、のちのち影響がでるのでしょうか。こんな心配ばっかり。

 皆様が人生に行き詰まったとき、きっと役に立つ言葉があります、それをお教えしましょう。

 「気にするな!」

 ではまた来週。 

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★第8号(4/18発売)

 キュリオはオッサンだと思った。
 なんでだろう。あ。短足だからか。ちょっと膝が曲がってるのを差し引いても短い。しかもその膝曲げがガニマタのようでもあり。そしてよりによって、ゴルフのショットさせてるんだもんな。オッサンだ。ゴルフクラブじゃなくて傘持たせてみよう。容易にその図が思い浮かべられる。で、また隣の写真でダンスを披露しているが、その振り付けは盆踊りだろう。ハッピ似合うよ、キュリオ。仰向けの体勢から起きあがるときだって、そんな足に力を込めた起き方をせずに、片膝立てて「よっこらしょ」って言ってくれた方がステキー。がんばれソニー。日本の技術はオッサンに支えられています。

 さて、今週のロボロボに参りましょう。
 パーツは、箱状のものと、ギヤと、ネジがいろいろ。ぱっと見た感じでは、先週とほとんど同じです。

 でも今週に使うのは、ギアだけ。後のものは、次回以降に。

 ああ、マイロボット愛好者たちから、激怒の声が上がるのが分かります。なんだよ、このちょぼいパーツは。ちょぼい作業は。こんなので¥1390かよ。2秒で組み立て終わるよ。何で別の号のパーツを一緒に入れてんだよ。
 江口もまあ、ほとんどそれと同じ意見を持ちました。これで¥1390ですか。こんな歯車ひとつ入れるだけで¥1390。金のことばっかりく主張するところが江口の浅ましいところです。

 しかしディアゴも大変だ。
 75号ぶんにパーツを分解するためには、こうして1号で歯車ひとつだけ、という事態が発生するのは仕方ないとしよう(本当に75号で終わるんならな)。もしかしたら次号のパーツを一緒にすると、1週間ぶんとしてはお得すぎるほどに作業が進行してしまうからストップかけているのかもしれない。その上で、じゃあ今号、歯車ひとつだけを付録にしたんじゃ、誰も納得しない。¥1390の雑誌の付録として見栄えがする程度にはパーツをつけておかないと。その結果としての、使わないパーツの山。いろんなところで葛藤があるんだろうな。開発者も編集者も大変です。ま、江口が不満まみれなのには変わらないけど。

 

 ディアゴも分かっているのか、歯車だけ別パッケージに入ってました。いや、そんな大仰なものってわけじゃないけど。歯車の入っている部分だけ取り出せるようになっていました。単なる部品保護の為なんですがね。なんとなく「これだけ出して、あとは保管してください」というディアゴの良心のようにも思えたもので。思っただけ。

 

ではパーツを出しましょう。
 

 

 

 そして出した歯車。なんのストッパーもなく、危険極まりない部品です。思わず撮影のために、全部ばらして並べてみようかと考えたが、理性がなんとか勝った。まあ、そこで本能が勝っていたとしても大した後悔はしなかっただろうが。歯車が三つ、並んでいます。

 前号のパーツを持ってきます。そこに、今回の歯車を入れます。それぞれの歯車が噛み合うように注意して、設置完了。作業終わり。
 これだけの作業について、1ページみっちり、写真まで入れて解説をしてみせるディアゴの底ぢからにちょっぴりだけ感心する。ちょっぴりだけね。

 そしてできあがったものがこちら。

 なんで手に持っている写真かというと、左下のギアを回して遊んでいるからだ。左と、その上の歯車だけ回る。あとのは回らない。何でだろう。それぞれの歯車は連動していないのか。でも歯車って、一つが動いた力で次の歯車を、っていうふうに力が移っていくもんだろう? そんな江口の常識を覆す技術がここには存在しているのか! これが最先端技術ってやつか。ソニーはこうやってキュリオを踊らせているのか!

 呑気に遊んでいるが、大丈夫だろうな、これ。

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★第9号(4/25発売)

 今日は28日。どうやら江口は金曜日にロボロボを作るスケジュールで定着してしまったみたいだ。本当は夕べに作ろうと思っていたんだけど、晩酌したらそのまま寝てしまった。疲れてるんだな。実はこのとき、卓上にロボロボ頭を持ってきて、『ロボロボ相手に晩酌をする31歳独身女』の図でも撮影しようと考えたが、その図はロボの全身が完成してからの方がいいんじゃないだろうかと思い直した。
 「ゴ主人様、飲ミ過ギデスヨ」
 「うるせー。ロボットに俺の気持ちが分かってたまるかよ」
 「ゴ主人様ノ気持チハ、興奮シテイマス」
 とか。明らかに江口はロボロボに対して過剰な期待を抱いております。念のために言っておきますが、夕べの酒はおいしくいただきました。愚痴りたい不満などございません。毎日が平和。

 今号のパーツを開けましょう。モーターがついています。どうやら今号で、今まで作ってきたモーターボックスが完成するそうです。
 箱からモーターを取り出そうとしたら、両端についているゴムっぽいカバーが外れそうになった。
 え? これ、固定されてないのん? なんかブヨブヨなんだけど、大丈夫なん? 中の接続部とかムキダシなんだけど。
 でも大丈夫でした。「ハンダの接続部分が出ている場合がありますが、問題ありません」。
 あ、これがハンダ付けってやつか。

 組み立てです。
 前回までのモーターボックスを持ち出し、中に通してあったドライブベルトにモーターを通して、それを中に固定します。モーターにはコードがあるので、それがボックスの溝にちゃんと入るように注意。
 設置したら、中のギア達にたっぷりグリースを。

 例えばコンビニ弁当についている別添のソースや醤油を必要もないのに全部使わないと損した気になるのと同じように、グリースも一袋全部使い切ろうと頑張る江口。もっと他に頑張る対象ってのもあるだろうに。

 あとは蓋をして、4ヶ所ネジ止めして終わり。

 なんか、画像を持ってこないと説明が難しい箇所や、被写体となるのに愉快な場面が出てこなかったので今回は画像無しです。
 製作に慣れてきたせいもあるのでしょうか。以前なら4ヶ所のネジ止めを大喜びしていただろうに。これからもどんどんこうやって、感動のない製作をしていくんでしょうか。そう思うとちょっぴり寂しいです。

 「ゴ主人様ノ気持チハ、寂シガッテイマス」

 とりあえず、そんな妄想なぞして士気を高めていきます。

 さて、余談ですが。
 友人が『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン)を貸してくれたので読んでいるところです。別にSFが好きなわけではないのだが、だって「世のなべての猫好きのために」なんて言われてるんだもんな、読まなきゃ。
 意外とハマってしまっております。コールドスリープをしたり全自動万能ロボットを作ったりしているくせに、どうみても町工場みたいなのが素敵。主人公はSF的な発明をいろいろとするのだが、言っていることは「町の名物エジソンおじさん」のそれと同じ温度だ。おまえ達の言うロボットって、目がレンズ一つで輪っか半分の手がくるくる回って、キャタピラで移動するんだろう。『万能フランク』の万能って、きっと『トムとジェリー』の2話目にある、目覚ましが鳴ると同時にコーヒーをカップの外に注いで、卵をフライパンの外に割り落として、煙ふきながらジャバラを上下させて、主人にバケツの水をひっくりかえして起こすようなマシーンに使うところの万能さだろうよ。そうだ、蒸気だ。こいつら蒸気で動いてるに違いない。ジャバラが上下するたびに「ふんがー」って煙を噴く。もちろん煙突付きだ。

 今になって分かった気がする。江口の求めているロボロボって、これか。

 もひとつ余談。書店よりお知らせ。そろそろ週刊マイロボ、買切に移行します。買切(かいきり)とは、出版社に返品を出せないこと。なので書店は、完全に売り切れる数(=予約分)だけしか注文しなくなります。これまでみたいに店頭に並べません。5月中旬ごろ、この予約が〆切です。定期購読にしていない人はお早めに。もちろん、後からでもできますが、ディアゴ自体も生産数を下げてくるので、バックナンバーもしまいには無くなります。というわけでよろしく。当店でもご予約受付中。

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★第10号(5/2発売)

 第10号はこれまでと違い、パーツがたくさんあるとの情報がありました。そして到着。少なくはないが、喜ばしいほど多くもない。しかし、それまでオブジェとなり出番のなかったロボ頭部と合体させるという手順があるため、作業工程としては満足なものでした。相も変わらずパーツは残るんですがね。

 いよいよロボ頭部と、これまでのバラバラ部品が合体します。まずはテスト用スタンドから、頭部をはずしましょう。
 「スタンドをネジで固定しておいた場合は、ネジを外して」。ネジ締めろって言ったじゃん。あなた言ったじゃん。締めなくてよかったのかよ。とツッコみつつ、外す。
 「外したスタンドも捨てないで」。捨てないよ。もったいないよ。大事に置いておくさ、これだって\1390。
 「今後の組み立てに必要になるからだ」。この文脈が、相変わらずジャパニーズじゃないよなあ。
 さて、ここで困った事態が。外したネジをどこへ保管しよう。スタンドも置いておかなくちゃなぁ。
 そして結論。

 スタンドの凹みにネジを放り込んで、部品容器の充て紙だった厚紙を破って蓋にする。これでワンセット保管の完了。江口、頭イイー。

 組み立てに移ります。
 まず、リング状ステーをロボ頭部から伸びている脊椎に被せる。
 その下から、2種類のディスクを重ねたものを、前号のネジで取り付け。しかし、今号に付いているネジもこれと同じサイズだという。厄介だなあ。こんな小さなモンの大きさまで見分けろっていうのか。
 「ネジをきつく締めすぎないように注意」。あ。思いっきり締めちゃった。まあいいや。

 さて、本日の作業に於いて一番の難関が登場します。

 オプチカルエンコーダー・ボードの取り付け。

 小っちゃッ!

 親指の先程度の大きさしかない、それを本体に取り付け、しかもそこにネジを付けろと言う。

 →拡大 

 緑色の部分が、そのボード。
 作業自体は難しくないのだが、ともかく小っちゃいことが全ての作業を困難にする。ネジのサイズは2×6ミリだ。指で摘めやしねえ。ぽろぽろ落とす。危うくなくしそうにもなる。
 まあ、こんな環境で作業している江口も悪いのであるが。


こんな環境。

 5月だというのにまだこたつ出してます。忙しいんですよ江口だって。
 ともあれ、おそるおそる慎重に、ネジ止めをする。
 「力を入れすぎないように注意しながら」。あいたー。またやっちゃったー。
 どうやら江口は、ネジを締めすぎる傾向がある。だから苦手なんだよ、ネジ止め。

 とまあ、こんな感じで今週の作業は終了です。スタンドをなくしたロボ頭部は、オブジェとしての体をなさなくなったので、今日からまたジャンク品のように部屋の隅に転がされることになりました。
 関係ないのですが、解説ページの最後の写真(組み立てBの4)。コードをたらしているロボ頭部の図が、怪談の人魂のようなシルエットだと思ったのは江口だけでしょうか。

 そうそう、解説ページと言えば。
 今に始まった事じゃないが、このページは「たかがこれだけ」ということに大量に文章を割く。
 『パーツが揃っているか確認しよう』と『こうやって組み立てましょう』の間に必ず、『こう持って取り付ける準備をしよう』という一手順が入る。10号の解説は4ページあったが、この『準備をしよう』の文と写真を除けたら1ページは確実に減る。あと、『間違っていたらやりなおそう』とか。分かっとるわ。

 この懇切丁寧さ。きっと子供読者に対しての気配りなのではないかとも一瞬考えたが、この週刊誌は明らかに子供向けではない。作っているのはいい大人。しかもロボットなぞを作ろうと興味をもっている大人、常識的な状況判断力と文章読解力も持っているだろう。これはあれか、PL法対策か。それとも水増しか。いやさ、忠実なる翻訳の結果だろうな。

 話変わって。書店員・江口梨奈からのお知らせ。
 今号には付録とは別にチラシが入っていたのを皆様ちゃんと見つけていらっしゃいますか?
 マイロボは6月6日発売の15号から、予約分のみ販売になります。予約〆切は5月16日。そして申し込みをすれば、マイロボオリジナルマウスパッドがもれなく貰えます。急がなきゃ。
 チラシは『予約申込書』となってますが、別に口頭での申し込みで大丈夫です。ともかく、〆切日だけは過ぎないように。書店は17日には取次会社に予約数の申請を済ませてしまいます。以降の申し込みだと、本誌は確保できてもマウスパッドはたぶん間に合いません。そういうことです。

 ではまた。
 次回からはページが変わります。次のページへGO。


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