〜江口家に3台目のロボットを呼ぼうプロジェクト〜

彼女の名前はロボロボ。またはオナベ。

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※2008年12月 完結しました※

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はじめに

 

 週刊マイロボットに手を出したばかりか、製作日記まで書き始めてしまった江口を、どうぞ笑ってください。ごめん、笑わないでやって、愛しているなら。

 思い出話からしましょうか。
 2003年3月。江口はそれまで勤めていた会社を辞め、今の職場、本屋へ転職致しました。そこで出会ったものは、週刊リアルロボット。自分の手でロボットが組み立てられる、なんてすてき。しかもドライバー一本で、技術はそんなに必要とされないとな。ステキー。新しい職場での新しい出会い。しかし、そんな青春を阻む壁が存在したのです。
 Windows95。
 2003年当時の江口。持っていたマシンのOSはWin95だったんですよ。すでに素材集CD-ROMやゲーム等の動作環境欄に記入すらされていない、Win95。そんなマシンでどうして最先端ロボットが動かせましょう。諦めました。泣く泣く諦めました。江口がWinXPになったのは、それから1年後のことでした。
 そして本屋に勤めながら、毎月のように創刊される新しい分冊百科情報を見ながら溜息の毎日。なんか作ってみたいなあ。でもココロ動かないしなあ。和風ドールズハウスとか、タイタニックとか、そそられないしなあ。とりあえず『週刊四国遍路の旅』と『隔週刊ぼくドラえもん』なぞを買ってみたりした。
 2005年にリアルロボットは完結。しかし江口は信じていました。必ず第2弾が出るはずだと。出ないわけがない、絶対出る。そう信じて待つこと数ヶ月。

 1月のとある水曜日。取次会社から出版情報誌が回ってきます。平日の退屈な店内。客もまばら、午前中の仕事も片づいたので、何の気なしに情報誌を見てみると。

 あーーーーー!!!

 年甲斐もなく絶叫した江口。隣にいた副店長がびっくりしてました。たぶんお客さんもびっくりしたことだろう。ゴメンナサイ。
 2006年2月21日、週刊マイロボット創刊の文字がそこに!!

 買いますか?
 買いますがな。
 あのときの決意を江口は忘れていません。

 しかし、いろいろ悩むところがございます。
 やはりお金の問題。1冊¥1390、それが全75巻(あくまで予定。江口は増えると見ている)。軽く計算して10万円。江口は従業員の特権で社員割引がきくのだが、それにしたって9万ちょっとはいきますよ。いやさ、トータルのことはいい、ひと月で考えよう。ひと月4週として、¥5560。うわーい。しかしこのあたりは、なんとか節約することで対処できよう。現に江口、これまで定期購読していた2誌を止めた。なのでお金のことは、なんとかなる。
 一番の問題は。
 可愛くないよ。なんだよ、その子犬のようなツラは。

 唐突ですが、ここに『課長バカ一代』(講談社・野中英次)というコミックがあります。
 その中で、ロボットを開発するという話が出てきます。
 工業用ロボットとかの、単なる機械アームをロボットと言ってはいけない。やはり手と足が2本ずつあって、頭がないとダメだろう。自動改札機はロボットではない、改札に駅員の代わりに立って切符を受け取り、ハサミを入れてくれるのが我々の求めているロボットなのだ。人工皮膚などもってのほか、頭にアンテナがあって腕はジャバラがよろしい。という意見の元、開発は進む。しかし手の形を決める段階になって意見がまとまらない。
 若い連中は、

 こんなのや、
 こんなのを推してくるんですが、私は、

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 これが一番だと思うんです

「それだーーー!!!」

 長くなりましたが、江口の言いたいことが分かって頂けましたでしょうか。
 江口の言いたいことは、のなー(野中英次)が全部言ってくれました。可愛さなんか要らないの。江口が欲しいのはロボロボ。動くときに関節が『ギー、ガシャン』って言ってくれなきゃ。頭のアンテナがピコピコいいながら回転してくれなきゃ。お腹の蓋がぺこんと開いてくれなきゃ。ってそれはロボコンだな。方向としては間違ってないが。
 江口のイメージをどうにかお伝えしたくて、このサイトの背景はごらんのようになっています。西原理恵子の『西原版プルート』に出てきたロボットです。言わなきゃ分からん。
 ところで、江口の思い描くロボットと、最新デザインのロボット、何が違うんだろうと考えたが、やっと気が付いた。口の有無だ。マイロボには口がない。おまえはキティちゃんの仲間だ。そりゃ江口が毛嫌いするのも当然か。って、嫌いなんか。
 ああもう、マイロボット、この丸さが気にくわないな。アイボだって3代目の丸っこいぬいぐるみチックなやつは売れなかったって聞くわ。
 と、悩みながら、もう一度刊行ガイドを見る。じーっと見る。

 まあロボロボに見えなくもないや。

 ロボロボに見えてきたので、購入決定。あっさり決まった。
 口の無いのが気に入らなきゃ、描けばいい。

 さあ、買うと決まったら江口の夢は広がりますよ。ロボロボにどんなプログラムをかましてやりましょうか。
 とりあえず、センサーなどに不都合が無ければ、メイド服着せて『メイドロボ』と言い張ってみるつもり。


<イメージ>

 余談ですが、ちょうどコレの購入を考えていた頃、ふと「メイドロボの元祖はオナベ(21エモン)だよな」と思うに至ったので、ロボロボがメイドロボとなった暁には「オナベ」と命名することに決めた(出来なかったら鈴とポケットを付けて以下自粛)。

 それでは、江口の長い道のりに、どうぞおつきあいくださいませ。
 で、このサイト、ディアゴにリンク申請してみようかと実はちょっぴり考えているのですが。どうなんでしょう、怒られないかな。

 

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 追記。
  マイロボットのことをいろいろ調べている途中で、江口は大変なものを見つけてしまいました。
 週刊ロボザック。
 2006年3月現在、静岡県でのみ販売されているシリーズらしい。それ以前に、マイロボットが宮城県で既に販売されていたことも最近知った。
 本屋勤めの江口、ずっと不思議だったんですよ。創刊・休刊案内で、『週刊○○・静岡版』とか『週刊××・北海道版』とかいう雑誌があることを。テレビ番組表じゃあるまいし、なんでこんな地域限定版があるんだろう、と思っていたんだが、ようやく合点がいった。全国展開する前の、試験販売だな、これ。こうした過程を経て、全国版が発売される、と。
 じゃあロボザック。これも全国展開されるのか?
 ちくしょうカッコイイよROBOZAK! ロボロボじゃなくてロボだよ!!
 欲しいなあ。
 買いかねないなあ。
 どんな姿をしているのか、残念ながらディアゴではまだ情報が提示されていません。個人のサイトなどで幾つか画像が見つかるのでおためしください。

 

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ロボロボ 〜週刊マイロボットと江口梨奈

『ロボロボ』は、江口梨奈のすてきページのいちコンテンツです。

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